Informaker®︎で、アクセスを意識したWebサイト運営を
Informaker®︎のアクセスの見方
Webサイトでコンテンツやニュースを定期的に更新できるようになったら、次の段階としてアクセスを意識したサイトづくりをしてみてはいかがでしょうか。Informaker
®︎を導入いただいているWebサイトには、Googleが提供するアクセス解析・データ収集プラットフォームを導入しております。
Informaker
®︎では、管理画面のダッシュボードにはGoogle Analytics4からアクセス情報の一部を取得し簡易的に表示させています。サイトによってですが、直近2週間程度の数値が確認できます。
Informaker ver01
- Informaker ver02
今回は各数値の見方について解説します。
ユーザー |
イベントが記録されたユニーク ユーザーの合計数です。1人のユーザーが同じブラウザで3回同じサイトを訪れた時、セッション数は訪問した数なので3になりますが、ユーザー数は1になります。 |
新規ユーザー |
初めてそのサイトを訪れた、またはアプリを起動したユーザーの人数になります。初訪問で1カウントされます。 |
セッション |
セッションとは、ユーザーがサイトを訪問してから、離脱するまでの一連の流れをまとめた単位になります。操作が 30 分以上行われなかった場合、セッションは終了します。
同じ人でも、朝と夜に1回ずつそのサイトを訪れたらセッション数は2になります。 |
ユーザーあたりのセッション数 |
ユーザー1人あたりの平均セッション数です。 |
ページビュー数 |
表示されたアプリ画面またはウェブページの総数。同じスクリーンやページが繰り返し表示された場合も集計されます。 |
ページ/セッション |
ページビュー数をセッション数で割った数になります。 1セッションあたり何ページ見られたか。一般には多い方が良いとされます。 |
平均セッション時間 |
サイト訪問者が、そのサイトに滞在している平均時間です。 |
アクセスから読み取れること
Informaker
®︎管理画面からの情報からでも、いくつか読み取れることもございます。
アクセス解析から読み取れること、またそれに対する改善点をご紹介させていただきます。
「ユーザー」「新規ユーザー」が少ない・増やしたい
サイトの「新規ユーザー」が増加しない時に読み取れることは、主に下記の2点が考えられます。
- ユーザーの検索に引っかかるキーワードをページ内で使用できていない
→「パソコン」「PC」など同じ意味でも1サイト内でバラツキがあると検索キーワードが分散してしまいます。複数人でサイトを管理している場合は、キーワードのルール作りをしてみてください。
- 他のサイト(関連サイト)からの誘導がない、またはWeb以外でのサイト誘導ができていない
→関連サイトがある場合は、リンク掲載をお願いするのも一つです。また、サイトへの誘導は、Web上以外からも行えます。パンフレットにサイトのQRコードを載せたり、他媒体からの誘導も効果的です。
「セッション数」が少ない・増やしたい
「セッション数」が少ない場合に考えられることは、主に下記の点が考えられます。
- ページが長く、サイト周遊をすることなく離脱してしまっている
→サイト内を周遊できるバナーの設置、サイドメニューの導入などで周遊を促す改善ができそうです
必ずしも「セッション数が多ければ多いほど良い」という訳ではありません。
ユーザーが欲している情報に辿り着くことができず、サイト周遊をせざる終えない状況になっている場合も考えられます。
ご自身のサイトを見直した時に、成果が出ているのか、どういった状況でこの数値になっているのか、判断することが大切です。
「ページビュー数」が少ない・増やしたい
「ページビュー数」が少ない場合に、共に見てほしい部分としては「ユーザー数」です。
サイトに訪問している「ユーザー数」が少なければ、その分「ページビュー数」も少なくなります。
- ユーザー数は多いのに、ページビュー数は少ない場合
→サイト内の周遊(トップページからの遷移含む)に改善点がありそうです。
「平均セッション時間」が短い・延ばしたい
「平均セッション時間」が少ない場合に考えられることは、主に下記の2点が考えられます。
ネガティブな要素だけではありませんので、他の数値とともに比較して考えると良いでしょう。
- サイトを周遊することなく、短い時間で離脱してしまっている
→他のコンテンツへ誘導するバナーやサイドメニューといった仕掛け、トップページからの誘導の整理などで改善が考えられます。
- 「セッション数」は少ないが、「平均セッション時間」は長い場合
→1つのページを読み込んでもらえているというポジティブな要素と、長く読み込まないと欲しい情報が手に入らないネガティブな要素、それぞれ考えられます。
アクセスを意識したWebサイト運営を
このように、ユーザーのサイトアクセスから動向を確認することができます。
アクセス概要を参考に、ページの作り方、バナーの配置などを意識的に変更することで、一歩先をいく運用が可能になります。
ぜひご自身のサイトに活用してみてください!
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